虎臣弓とは公式の発表でもかなりの上位使用率であることが公開されている人気編成ですがなぜ人気なのでしょうか。
また、あっさり負けたり勝ったりするのはなぜでしょうか。そんな編成の虎臣弓、是非解説させていただきたいと思います。
虎臣弓使用武将
虎臣弓とは絆効果の「江東虎臣」が名前の由来となっています。
使用武将は「甘寧」「太史慈」「周泰」の三人を指定することが多いです。
基本的な編成構成は
甘寧 破軍威勝 千軍一掃
太史慈 折衝禦侮 速乗其利or剣鋒破砕
周泰 意気衝天 白馬義従
が1番戦場で多く見られる構成だと思います。
固有戦法
甘寧
1.会心発生率を50%に引き上げる
2.さらに与える会心ダメージを+100%から+120%に増やす
太史慈
1. 8ターン継続の連撃を得る
2.通常攻撃を与えた相手の統率を25減らす
周泰
1.友軍のダメージを代わりに引き受ける(主将は60%分、副将は30%分)
2.友軍の与ダメージを増やす(主将が孫権の時はさらにその効果が増える)
キー戦法
この編成におけるキー戦法は破軍威勝のみです。このような戦法構成があまり縛られない点もおそらく使用率が高い理由だと思います。
代替戦法
代替戦法はこの編成はコンセプト次第で大きく変わります。
白馬義従型
白馬義従型はどちらかと言うと速攻型キラーの速攻型、中途半端な耐久編成を一撃で刈り取るハーベスターのような編成です。
しかし、火力のピークがその戦法構成上1〜3ターン目までに偏ってしまうので役割を果たすには甘寧はもちろん周泰、太史慈の凸もそれなりに欲しいところです。
錦帆軍型
白馬義従型とは対称的に、錦帆軍効果の潰走が付与されはじめる比較的中盤以降に強みがあります。
戦闘ターンを白馬義従型より長く取れるためそれなりに低い凸でも十分に運用しやすいのが特徴です。
ここまではざっと調べただけでも出てくるような内容で面白みに欠ける、さらにこのサイトに来た意味がないですよね。
ここからはコンセプトを大事にした編成を紹介していきたいと思います。
陸遜槍、呂布郭嘉周泰(以下呂布三勢)メタ
陸遜槍、呂布三勢といえばスタダから大暴れしてくる編成
陸遜槍は慰撫軍民や暫避其鋒、鋒矢陣などで序盤に対してかなりの硬さを誇り、兵無常勢や陸遜固有などの主なダメージ源のダメージ発生は早いとは言えません。また呂布三勢は郭嘉が主将に対して洞察を付与するため、意気衝天が1番効果を発揮して欲しい呂布に対して効果を成しません。
よって意気衝天を入れるよりも長い時間効果があり、主将が主にダメージを稼ぐ編成に対してのメタとなる箕形陣が有効となります。また白馬義従も序盤に強い陸遜槍に有効ではなく、呂布三勢にも襲撃状態で既に先行を取られているため白馬義従よりも錦帆軍が有効です。
よってこの2編成に対して有効なのは
甘寧 破軍威勝 千軍一掃
太史慈 折衝禦侮 剣鋒破砕 速乗其利から選択
周泰 錦帆軍 箕形陣
が有効だといえます
自爆隊運用型
周泰固有は友軍の被ダメージを肩代わりするため一番最初に落ちやすいのは性質上周泰ということになります。
よって周泰を主将とし稼げるだけダメージを稼いで相手に回復させる間も無く自分の他の編成や同盟員で勝ちを拾いに行く型を紹介します。
周泰 白馬義従 意気衝天
甘寧 破軍威勝 避実撃虚
太史慈 射石飲羽 剣鋒破砕
です。自爆隊なのに意気衝天?と思った方もいるかもしれませんがご安心を。
白馬義従
先行を取り上から殴り負荷をかけるため+破軍威勝、避実撃虚の発動がキーとなるためその発動率を上昇させるため
意気衝天
甘寧の破軍威勝、避実撃虚が主なダメージ源となるこの編成ですが甘寧に砕心を喰らわせられると何もできません。よってなるべく砕心を受けないようにするために手軽に砕心を付与してくる速乗其利、射石飲羽の発動トリガーである通常攻撃を封じるために入れています。
破軍威勝
統率を下げダメージを増やすため
避実撃虚
後述の射石飲羽、破軍威勝、太史慈固有で下げた統率のキャラに効率よくダメージを乗せるため
射石飲羽
相手の統率を下げるため(折衝禦侮にしない理由は統率を下げる幅が大きいこと+折衝禦侮の防御で周泰が長生きすることを防ぐため)
剣鋒破砕
「援護」の破壊や被ダメ減戦法を偽報で止め甘寧がダメージを出しやすくするため
以上がこの自爆隊の戦法構成とその理由です。自爆隊型と陸遜槍、呂布三勢メタを取り上げるサイトは珍しいと思いますので参考となれば幸いです。
ポイント振りについて
部隊内の速度順は太史慈>甘寧>周泰となります。
なぜなら太史慈の折衝禦侮、射石飲羽、剣鋒破砕などで相手にデバフをかけたあと甘寧でなるべく大きなダメージを出したいからです。
また相手を意識して太史慈は極端な話速度全振りしても良く、甘寧も30程度振っても良いだろうと個人的には思っています。
折衝禦侮の防御でダメージを防がれたり、速乗其利で甘寧に砕心を食らうのが1番苦しい展開のため、自分達が上から押し付けて例え速度振りしてその分火力が落ちたとしても相手のやりたいことを防ぎむしろ自分がそれをやる方が強いです。
よって自分の許す限り速度は振って良いと思います。
総括
使用率の割に勝てない場合が多いと思いますし、一時期虎臣弓が暴れすぎたせいでそのメタ編成を構築したりと最近は逆風となりつつある環境or以前ほど強さを実感できない場面が多いと思います。
ただしちゃんと役割対象を理解し、それに勝てる編成を組んであげれば今でも勝ち星を上げたり以前のような強さを体感できると思います。
では良き真戦ライフを送れますように、そしてまた次回お会いしましょう。